2014年秋にトリオで録った音源を来月2月24日にWhat's New RecordsよりCDアルバムとして発売させて頂くことになりました。バンドメンバーでニューヨークで共に活動してきた山田吉輝さん、ウチダユタカさんはもちろん、レーベル、ミックスを仕上げてくれたAkihiro Nishimuraさん、アルバムの制作に関わりサポートして下さった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ライナーノーツはジャムバンドシーンを日本に紹介したことで有名なジャズプロデューサー、評論家の松永誠一郎さんに、帯コメントはこのブログでもよく登場するmonolog こと金坂征広さんに書いてもらいました。あと僕の妹でデザイナーの小田村沙枝がアルバムのイメージにぴったりなジャケットカバーを手掛けてくれました。これから沢山の人の耳に届くことを願っています。
もちろん素晴らしいアルバムもあります。最近の人だとジュリアン・ラージのトリオがお気に入りです。逆に言うとまだまだ発展する可能性があるジャンルだと思います。特にジャズギター界はカート・ローゼンウィンケルの登場後、ニューヨークを中心にどんどん進化しています。有名なプレーヤーはもちろん、ジャムセッションでもびっくりするくらい上手い人がいたりするんです。55 Bar やBar Next Doorではギタリストが毎晩出演していて、質のよい音楽が作られています。
6月に行ったライブから映像をご紹介。タイトルのプリメラ・ベス( Primera Vez)はスペイン語でファーストタイムの意味。フラメンコ風の作曲に始めて挑戦したのでこの題名にしました。フラメンコ、というと真っ先に思い浮かべるのがマイルス・デイビスとギル・エバンスによる「スケッチ・オブ・スペイン」。このアルバムを知ったのは中学3年生の時。思春期の敏感な時期に出会ったこの音楽は衝撃で、まさに「何じゃこりゃ!」でした(ネタが古くてすんません〜)。それで今や懐かしきカセットテープにダビングして毎晩取り憑かれたように聞いていました。これをきっかけにマイルスにハマり、ギル・エバンスオタクへと突き進むのでした。その後、高校へ進み吹奏楽部でサックスを吹き、そこでもラベルなどのスペイン音楽に影響を受けた曲をよく演奏していました。