Wednesday, November 12, 2014

初アルバムレコーディング

ブルックリンにあるBunker Studioにて初アルバムのレコーディングを行いました。現在ニューヨークでの活動の中心であるトリオと共に、2日間でオリジナル全10曲を録り終えました。これまでの音楽人生で経験して来た事、特にニューヨークに移り住んでから周りのアーティストや人々に受けてきた事を上手く盛り込めたと思います。


僕のメインギター、Godin Multiac Nylon。音もデザインも気に入っていて、かれこれ2年以上弾いています。各弦に独立したピックアップが付いてる上にギターシンセとしても使える優れもの。セミホロウボディなのに生音もよく鳴ってくれます。スウィング、サンバからポップバラードまで全曲これ1本で録音しました。




ウチダユタカ氏、左は「え、撮られるの、困ったなぁ〜」の図。右は演奏中の真剣な様子。



ユタカさんには、楽曲のアレンジや僕が録音当日に緊張して固くなってる時に冷静なアドバイスを頂き、幾度となく救われました。


そして楽器達に囲まれご満悦の山田義輝氏。バンドを低音から支えるだけではなく、メロディックな面でも大活躍してくれました。ギターとのソロの掛け合いは楽しかったなぁ〜。この方、エレベも凄いでっせ!義輝さんとはデュオでも1曲録りました。




今回の録音をスムーズに進めてくれたNolan。ニューヨークに移って間もなくこのスタジオのエンジニアになった彼、出来る男です。前日はスタジオに泊まり込みでミックス作業をして、更にレコーディングを終えた後でもこの爽やかさ!(笑)隣に写っているのはギターに使用したノイマンの真空管マイク。




メインの部屋(ライブルーム)から各ブースを眺める。Bunker Studioはバンドのレコーディングにぴったりなな広すぎず狭すぎずのサイズで、木の温もりを感じさせるスタジオでした。スタッフもとても気さくで、また戻ってきたいと思わせる雰囲気でした。いつかここでストリングやホーンセクションを入れて録音してみたいなぁ〜




最後に全員集合!















これからはミックス作業やジャケットのデザインに移ります。近いうちに皆さんにお届けできればと思っています。ギタートリオというミニマルな編成ですが、各曲バラエティーに富んだ良い作品になると自負しています!